別れさせ屋は法的に何ら問題が無い。大阪地裁の判決から読み解く。

別れさせ工作を業務として設けている探偵社がいくつもあります。別れさせ工作とは、読んで字のごとく、人と人を別れさせるために行う工作です。そのため、現在に至るまで以下の事が言われてきました。

・道徳違反

・モラルがない

探偵業者からも、

・探偵としてあるまじき作業

とも言われてきた、この「別れさせ屋」とも言える別れさせ工作です。

批判の的であった「別れさせ屋」は実は適法だった。

簡単に言うと、別れさせ工作がOKかダメかについて、裁判所が別れさせ工作はOKと言いました。(別れさせ工作は公序良俗に反していない判決を下した。)

探偵VS依頼人の判決で、別れさせ工作が適法かが焦点に。

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依頼人(男性)が成功報酬を払わなかったので、探偵が提訴。

それを受けて、依頼人(男性)「いや、そもそも別れさせ工作自体が違反だろ!」

判決は以下の通り、

 「別れさせ工作」が公序良俗に反するかどうかが争われた訴訟の控訴審判決が29日、大阪地裁であった。山地修裁判長は、元交際相手の女性を男性と別れさせるために用いた方法は「女性工作員が男性と食事をする」などで、<中略>公序良俗には反しないと判断した。2018年8月29日 大阪地検 控訴審判決【izaより引用】

発端は、依頼人の探偵料金未払い

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2018年4月に契約締結したものの、依頼人が着手金の一部と成功報酬を支払わないので、探偵業者が提訴しました。しかし、依頼人側は「別れさせるために行った手段は公序良俗に反するため契約は無効」と反発。

探偵はしっかりと作業を行った。

探偵社は、関係者がいずれも未婚だと確認した上で、女性工作員が男性に接触し、連絡先を交換して食事をしたほか、女性工作員は女性にも近づいて「交際相手は浮気をしている」と暴露した。その結果、女性は男性と別れたという。

 裁判所は、女性工作員が男性と食事を行っただけで公序良俗に反しないと判決を下した。

別れさせ屋が違法になるケースも

今回の事件では、探偵がしっかりと違反などせず作業を行ったため適法であったが、すでに元恋人が婚姻関係を結んでいたり、行き過ぎた工作をしたりした場合、探偵に非があるという判決が下されることも十分考えられる。

参考サイト

朝日新聞

弁護士ドットコムNEWS

iza

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